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回覧板IT化でスムーズに

宇治・折居台自治会

宇治市の折居台自治会が、回覧板や自主防災ハンドブックなど地域生活に必要な情報を集約し、会員同士がやりとりできる掲示板も備えたインターネットの公式サイトを開設した。自治会からの情報発信をデジタル化することで緊急時の対応もスムーズにできる。市によると、自治会による総合的なサイトは市内で珍しいという。

総合サイト開設、情報集約

折居台は市中部に位置し、約40年前から開発が進んだ住宅地。自治会員は613世帯にのぼり、笠置町と同規模。
昨年10月、古紙回収が台風の影響で急きょ中止になったことを会員に伝える際、電話や訪問で時間がかかり、連絡がつかない世帯もあったのを機に、今年9月にサイトを開設した。

サイトでは、緊急時の連絡をトップページに掲載したり、登録制のメールマガジンに一斉送信したりする。
ほかにも「お知らせ」欄で、回覧板で各世帯に回す自治会の行事のほか、市など行政からのチラシ、地元小学校の学校便りなどをスキャンして掲載。
「自治会について」では、会則や住民憲章、建築協定書、自主防災ハンドブックの情報、「掲示板」では不審者の出没情報などを見られる。

同自治会によると、回覧板は、次の世帯に渡すと回覧情報が手元に残らず、記載情報の実施までに全世帯に回りきらないという問題点があった。今春の新型コロナウイルス感染拡大時には、人との接触が避けられないとして回覧板を回すのを敬遠する会員もおり、サイト開設の後押しになったという。

同自治会IT化推進委員会の奥村寛子さん(52)は「パソコンやスマホを持っていない高齢者もおり、回覧板とサイトは共存させる」と語り、中村和人さん(57)は「今後は、折居台の歩みが分かる写真を募って掲載したり、写真や絵のギャラリー機能を持たせたりと、内容を発展させたい」と意気込んでいる。
(相見昌範)

スマホない人のために旧来の回覧板も残します
折居台自治会の公式サイト開設に携わったIT化推進委員会のメンバー

折居台自治会が開設した公式サイト

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